■ ID | 605 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 東京低地と中川低地の沖積層のシーケンス層序と既存層序の見直し |
■ 著者 | 木村克己
(独)産業技術総合研究所 田辺晋 (独)産業技術総合研究所 中西利典 (独)産業技術総合研究所 石原与四郎 福岡大学 中島礼 (独)産業技術総合研究所 宮地良典 (独)産業技術総合研究所 中山俊雄 東京都土木技術センター 八戸昭一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)地盤工学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第41回地盤工学研究発表会、平成18年7月13日 |
■ 抄録・要旨 | ここ10年間、全国各地の沖積層を対象として加速器を用いた詳細な放射性炭素年代分析、珪藻・貝化石による堆積環境解析など高精度な堆積学的解析が実施されてきた。その結果、沖積層は海進から海退にいたる連続した堆積物層序をなしていることが明らかにされてきた。すなわち、沖積層の形成モデルについては、大幅に従来の見解を改める必要があり、沖積層の地盤工学的研究についてもその観点からあらためて見直す必要性が生じている。
本研究では、筆者らが埼玉県南東部の中川低地から東京都北東部の東京低地においてこれまで実施してきた一連の研究成果を解説し、沖積層の層序学的再検討の必要性を主張した。また、今後も多くの建設工事が実施されることが予想されている沖積低地の地質について、地質学的にも地盤工的にも適当と考えられる新しい層序区分の標準化を主張した。 |
■ キーワード | 沖積層、放射性炭素年代分析、堆積相解析、東京低地、中川低地、ボーリングデータ |
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